食と農
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この人が作る農産物
大地のMEGUMI
稲作研究会

作物の生産過程

食と農へのメッセージ

用語の解説

データ
女満別町学校給食
料理レシピ

女満別小学校発「『いのち』をつなぐ」活動報告

成果発表会報告/資料(PDF)

リンク

「オホーツク食と農」

1 地域の特色

 女満別町は北海道の東北部、網走支庁管内のほぼ中央部に位置し、北緯43度47分50秒から57分38秒、東経144度01分45秒から16分23秒の位置にあります。東西12.89キロメートル、南北8.72キロメートル、面積は159.24平方キロメートル。網走市、美幌町、東藻琴村、端野町と接している。東南部は緩やかな傾斜状の台地が控え、網走湖に向かって広がっている。西部には丘陵地を擁し、中央部は南北に網走川が網走湖に向かって流れ、流域には平野部が広がっている。
夏は、一時的に高温を記録することがあるものの、オホーツク海からの高気圧に覆われると冷夏となる。冬は、大陸からの寒気団の影響を受ける。年間平均気温は約6℃と冷涼な気候に属すが、年間降水量は750o程度、日照時間は年間2,000時間を超え、日照率の高さは全国有数の地域である。

女満別町の人口は5,925人、世帯数は2,085世帯(平成16年3月末住民基本台帳)、人口密度は37.2人/kuであり、人口は、分村当時4,584人だったが、開拓が進むにつれて急増した。
第2次世界大戦後、軍隊からの帰還や引き揚げ、緊急開拓地への入植が進んだほか、出生数の増加などにより昭和30年(1955)には10,506人と最高に達した。
しかしそれ以後、離農や若年層の町外流出が増加、出生数も低下するなど減少が続き過疎化が進行した。
昭和50年代からは減少率が低下したものの、逆に世帯数は核家族化の影響により、昭和50年代の半ばから増加傾向に転じている。
近年は高齢者人口が増える一方、出生者数は減少傾向にあり、少子・高齢化が進んでいる。
土地利用は、都市計画区域のほか農業振興地域があり、田畑などの農用地率が高くなっている。一方、森林や湖沼などの自然資源にも恵まれている。
JRで札幌市まで5時間。圏域の中心都市北見市に車で40分、網走市に20分の時間距離にあり、定期バスが運行されている。陸上交通のほか、女満別町にはジェット化空港が所在し、千歳、丘珠、羽田、伊丹、関西、名古屋、函館に航空路が伸び、旅客・貨物のオホーツクの空の玄関として、経済等地域の活性化に大きな役割を果たしている。
町の沿革上行政面では網走市との結び付きが多く、一方、日常生活圏として医療・産業・経済といった分野では北見市を中心とした圏域とも結ばれている。

<女満別町の基幹産業は農業>

網走川流域に広がる平野部では日本東限の稲作が営まれている。東南部の緩やかな傾斜状台地では畑作が営まれ、麦類、甜菜、馬鈴しょなどの土地利用型作物が大規模に作付けされているほか、近年は全町的に野菜・花きの生産が増える傾向にあり、従来から振興されている肉牛などと組み合わせ、複合・集約型農業への取組も多くなってきている。
また、消費者のニーズや自然環境を保持するための環境保全型農業への取り組みも始まっているほか、農村の多面的機能に着目し、景観作物の作付けなども行われている。

ひまわり
小麦収穫後に撒きつけられたひまわり畑

2 学習課題

学習会を始めるにあたって、私たちは「食農がどうしてデジタル素材と結びつくのか?」そんな疑問から始まった。生産者は自分たちのやっていることをどのようにして消費者に伝えていけばいいのか?消費者は自分たちの食べている農産物が本当に安全な物なのか?どうやってそれを確かめれば良いのか?「食」を取り巻く生産者と消費者の間にはまだまだ高いハードルがあり、そのハードルを少しでも低くすることの重要性を感じた。
また、異業種の方々が同じテーブルで学習を進めるということは、お互いにわからないことが色々とあり、こうした学習を通じて我々が今やらなければならないこと、それは今の農業をもっと解りやすく、そして関心を持ってもらえるように伝えていく手法を考えなければならないと言うことになった。

プロジェクトトップ
概要 地域の特色 学習活動案 学習成果概要 制作コンテツの構成 成果と今後の課題 都市と農村との連携 テーマの企画・活動団体の形成 総合的な学習の時間「稲作」 総合的な学習の時間支援「カボチャ栽培」 実践活動の評価・分析 平成18年度コンテンツ制作活動 3年間の成果と課題

大空町 | 学情研
2005;2006 学習素材のデジタル化連携促進事業