流氷と出会うアクティビティ

展望車両の大きな窓から冬のオホーツク海を眺めて移動することのできる流氷ノロッコ号。 番屋風に装飾された大漁旗や漁網などがレトロな雰囲気を醸し出します。 昔懐かしい石炭のダルマストーブも置かれており、周りには暖を取る人とスルメを焼く人が。

運行路線はJR釧網線（せんもうせん）の知床斜里駅と網走駅の間。 オホーツク海岸線を走る片道およそ１時間の鉄道の旅です。 切符は普通乗車券で乗ることが出来ます。知床斜里と網走間で810円。指定席券も300円で買うことができます。

途中駅で乗降車することもできます。中でも人気なのが北浜駅。 海岸のすぐ近くに位置するこの駅には丸太で作られた展望台が隣接してあって、そこから雄大なオホーツクの姿を望むことができます。 一日２往復する流氷ノロッコ号のダイヤの中には北浜駅に長く停車してくれるものがあり、その場合は展望台に登ることができます。 乗車する前に北浜駅の停車時間をチェックしておきましょう。

また、2008年12月に中国で上映され大ヒットした映画「非誠勿擾（フェイ・チェン・ウー・ラオ）」の代表的なロケ地として、 北浜駅は日本人の他、海外（特に香港、台湾）の観光客にも人気があります。

車内で焼いたスルメとお酒を飲みながら、流氷をながめる鉄道の旅、いかがですか？