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わしのとまり木さんの流氷日記
2020年4月7日
海明け発表
今日、網走地方気象台より「海明け」が発表されました。海明けとは「全氷量が5以下となり、かつ沿岸水路ができて船舶の航行が可能になった最初の日」とされています。今年の「海明け」は3月16日だったとのことで、平年より4日早く昨年より17日遅いとのことです。
写真は今日午後の当宿から見たオホーツク海です。ここ3日ほど流氷は見えません。
この後「視界内の海面で流氷が見られた最後の日」とされている「流氷終日」がこれも過去に遡って決められて流氷初日から流氷終日までの「流氷期間」が決まります。
今シーズンは流氷の到来は記録的な遅さでしたが、来てからはとても安定していて、3月になっても美しい春の流氷が見られました。近年稀に見る流氷の当たり年だったと思いますが、新型ウイルスの影響で特に3月になってから網走に来られる方が激減してしまったことは残念でした。来シーズンには新型肺炎も終息してまた今年のような流氷が見られることを願っています。
先が見通せない状況ですが、わしのとまり木はこれまで通りにこの後5月下旬から10月中旬まで宿泊の夏季営業を行います。夏のわしのとまり木もどうぞよろしくお願い申し上げます。
網走自然ガイド&旅人の宿 わしのとまり木
金指 功
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