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2016年3月10日
今日の午前中、2時間ほどだったと思いますが、北浜から蜃気楼現象の幻氷が見られました。蜃気楼が消えた後実際に流氷が近付いて来て北浜沖を漂っていました。わしのとまり木から撮影した幻氷と実際に見えてきた流氷の写真です。
今朝9時頃に沖の方にぼんやり浮き上がっている流氷に気付きました。そして10時20分頃に当宿から撮影です。
幻氷はこれから春にかけて気温が暖かくなった時に冷たい海面付近との温度差で光が屈折して、本来水平線の向こうにあって見えないはずの流氷が浮き上がって見える蜃気楼現象です。
その後所用で外出した後帰宅したら蜃気楼は消え、幻氷として見えていた流氷が近付いて来て実際に北浜沖を漂う様子が見られました。
濤沸湖では越冬地から北へ帰る途中に羽を休めるヒシクイが見られるようになりました。
幻氷とヒシクイ、春の足音が近付いて来ています。
網走自然ガイド&旅人の宿 わしのとまり木
金指 功
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