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2016年1月30日
JR釧網本線の網走〜知床斜里で運転される臨時観光列車「流氷ノロッコ号」の運転が今日から始まりました。晴天に恵まれた運転初日でしたが沿岸から流氷は見えずちょっと残念。でも紋別の砕氷船ガリンコ号、網走の砕氷船おーろら号に続き釧網線の流氷ノロッコ号が走り出し、冬のオホーツクが盛り上がってきました。
この写真は北浜のわしのとまり木2階から撮影した知床斜里行き流氷ノロッコ3号。流氷ノロッコ号は今では珍しくなってしまった客車列車ですが、斜里行きの1号・3号は運転室がある客車が先頭になり、客車の運転室からの操作で機関車を制御して最後部から機関車が押す形で運転します。網走行きの2号・4号はそのまま機関車が客車を牽引して運転します。
この写真はMOTレール倶楽部の撮影、提供です。
既にこの流氷日記でもお伝えしましたが、砕氷観光船と共に流氷観光のお客様から人気のこの流氷ノロッコ号についてJR北海道は今シーズン限りで廃止の意向との報道がされています。(決定ではありません)
私も参加している、地元の鉄道・バスを盛り上げて街づくりに生かす活動をしているMOTレール倶楽部では今日の運転初日に合わせ、ノロッコ号は地元にとっても大事な観光資源であり、今後も運転継続へという願いを込めたメッセージを送ろうと企画。運転開始一番列車となる流氷ノロッコ2号を北浜の海岸で横断幕を掲げて迎えました。
私は午前中ガイドがあったため参加しませんでしたが、多くの乗客の方々の目にも留まったようです。
流氷ノロッコ号について詳しくは下記JR釧路支社のサイトをご覧下さい。
http://www.jrkushiro.jp/ryuhyou2016/index.html
網走自然ガイド&旅人の宿 わしのとまり木
金指 功
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