遊楽倶楽部さんの流氷日記

2012年2月11日

11日北浜

網走では近くの沖に流氷群があるのですが、なかなかしっかり接岸してくれません。
知床では接岸しているようですが、網走では先月17日に流氷初日となりながら、
その後は氷泥と小さな砕け氷が混じった貧弱な流氷群が着いたり離れたり・・・。

北浜の海岸から網走市内方向です。
大きな流氷塊が打ち上げられているように見えるかもしれませんが、
これはシャーベット状の氷泥が波で打ち寄せられ、凍りながら積み重なったものです。
その高さは２～３メートルにもなっています。
旅行者の方にはこれはこれで一見の価値があるかもしれませんね。
ただ、元々脆い上に下部が波でえぐられて上部が庇のようになっていますので、
先端まで行くとこの写真にあるように崩れます。十分お気をつけ下さい。

濤沸湖の内陸側丘陵から。
近くには居るんですけどね～。

なお、砕氷観光船「おーろら」は沖に出て流氷群の中を航行できているようです。

網走自然ガイド　オホーツク遊楽倶楽部　金指　功　http://okhotsk-yurak.eek.jp/