遊楽倶楽部さんの流氷日記

2012年1月17日

流氷初日

網走地方気象台から流氷初日が発表されました。平年より4日早く、昨年より2日早い観測となりました。
流氷初日とは、「視界外の海域から漂流してきた流氷が、視界内の海面で初めて見られた日」とされています。

写真は今日16時10分頃に天都山から撮影したもので、流氷の向こうにうっすらと見えるのは知床半島です。

網走では昨日少し見えていたようなのですが、気象台からの発表はありませんでした。
網走地方気象台は網走市中心部の台町という所にあり、天都山や能取岬から見えても、
気象台から確認されなければ公式記録にはならないのですね。

昨日私は朝から夕方まで網走湖のワカサギ釣り場で働いていたので見ることが出来ず、
今朝の時点では自宅のある北浜からはっきりと確認することは出来ませんでしたが、
夕方天都山からようやく撮影する事が出来ました。

20日からは網走道の駅から砕氷観光船「おーろら」が運航開始、
そして21日からはJR釧網本線の観光列車「流氷ノロッコ」号が運転開始です。
今年の流氷シーズンが開幕しました。

網走自然ガイド　オホーツク遊楽倶楽部　金指　功　http://okhotsk-yurak.eek.jp/