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遊楽倶楽部さんの流氷日記

2011年2月3日

離れました

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今朝起きたらちょっと嫌な予感・・・窓を開けたら青い海が広がっていました。
ちょっと沖に離れたようです。
今日は最高気温が+3度を超え、とても暖かい一日でした。
また戻ってくるはずですが、予報を見るとあと2〜3日はちょっと微妙かも。

北浜駅展望台から東方向です。

同じく展望台から西(市内)方向。

全体的には沖に離れていますが、このように所々で沿岸に張り付いた流氷を見ることが出来ます。

能取岬の西側のパーキングからです。
ここも地形の関係もあり、はまり込んだ流氷が残っていました。

一緒に流氷日記を書いている写真家の須藤勝則さんと今朝電話でお話しした時に教えて頂いて撮影した写真です。

流氷の一部が盛り上がって横に続いているのがお分かりでしょうか。
接岸した後、更に沖から押される事により重なり合って山のように盛り上がり、長く続いているもので、流氷山脈と呼ばれるものです。

昔、流氷の勢力が強かった頃は高さ数メートルになることもあったそうです。

網走港外から国道244号鱒浦パーキング付近にかけて1キロ弱くらいの長さでした。
ここはJR釧網線も並行していますので、列車からも見ることが出来ますよ。

北浜の海岸の一部流氷が残っている所に行くと、ここでも山脈と言うほどではありませんが、このように重なり合っていました。

すぐ沖には流氷がありますので波は殆ど無く、静けさの中で時折「ギーッ・・・」「キューッ・・・」という流氷の鳴き声が聞こえました。

今日は沖に離れましたが、このように岸に残された流氷を楽しむことが出来ます。

今日の「おーろら」は何とか頑張って沖の流氷を追いかけ、全便所定より10〜15分程度延長で流氷の中を航行できていたようです。



網走自然ガイド オホーツク遊楽倶楽部 金指 功