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 網走川に鮭がのぼって来るというのでカメラを持って網走川・新橋へ。下流側の濁った水に一生懸命目を凝らしても鮭の姿はなく、あきらめかけた頃、橋の反対側から水音が。

川をのぼる鮭

 一見鯉に似た黒っぽい魚の姿がたくさん!川の流れに逆らって泳いでいるので止まっているように見えます。

鮭

 網走川もこのあたりに来ると駅前になり、両岸には建物も多いので、こんなところで鮭を見られるとは思いませんでした。

網走川

 もっとも、オホーツクに住んでいる人々にとっては、鮭が川にのぼってくるのは当たり前のこと。ここから上流方面へ少し行くと鮭を調査用に捕獲するための梁場があります。また今は鮭釣りシーズンの真っ最中です。

 

 

秋色のオホーツク
2000.9.12 撮影
*その2*

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 川には力尽きてしまった鮭をつつく海鳥もいました。彼らにとっても鮭は「秋の味覚」なのでしょうか?

鮭を食べる海鳥

 橋から歩いて5分ほどで簗場に到着しました。中に鮭がたくさん泳いでいます。

簗場

 

梁で泳ぐ鮭

 

簗場での作業

簗場での作業

 岸では作業が行われていました。大きな箱に鮭がいっぱい入っていて、中にホースで水を流しています。その後、箱から外へ突き出ているベルトコンベアーが動き出しました。

落ちてくる鮭

 ベルトコンベアーに乗った鮭がボタボタとトラックの荷台に積まれていくのはちょっとすごい光景です。この横では別の作業員が落ちてくる鮭の数をカウントしていました。

鮭をトラックに積む

 鮭は資源管理センターで卵のふ化や調査・研究のため利用されます。ふ化した鮭がまたこの網走川に戻ってこられるように管理されているのです。

   
 
 
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