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秋になると、オホーツクでは、車を少し走らせるだけで、あちこちの畑に黄色いじゅうたんが広がっているのが見られます。キカラシという花です。菜の花に似ています。 オホーツクで畑作をやっている多くの農家では、ビート、馬鈴薯、小麦の順で輪作をします。小麦の収穫後に、力のなくなった土地に有機物を返し、肥やすために「緑肥」というものを作り、畑にすき込み腐食させます。キカラシはその代表的な緑肥です。他に、ひまわり、えん麦、スイートコーンなども緑肥として作られています。 |
秋色のオホーツク
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キカラシのそばにイヌタデも咲いていました。 キカラシはここでは観賞用ではなく、緑肥という役目の為に作られているわけですが、旅行者でなくとも一面の黄色い花を見るとその美しさについ足を止めてしまいます。オホーツクをテーマにした写真の中にも、必ずと言っていいほどキカラシ畑が取り上げられています。 今回は網走市嘉多山のレストハウスの前にて撮影しました。■ |
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